仕掛ける人、仕掛けられる人
ネットワークビジネスには「仕掛ける人」と「仕掛けられる人」がいる、という話を少しさせてもらいます。紹介する人は「仕掛ける人」です。そして紹介を受けた人は「仕掛けられた人」です。「仕掛けられた人」は仕掛ける人になることを「仕掛けられた」のですから、仕掛けなければなりません。そして「愛用者」は仕掛けられる人です。愛用者は仕掛けませんから、ずっと仕掛けられる人のままです。
あなたの組織がどれほど巨大になろうと、あなたの体は一つです。影響力を及ぼす範囲は限られてきます。あなたはその範囲だけに責任を持ち仕掛ければよいのです。仕掛けられた人も自分が仕掛ける範囲は非常に狭い範囲です。限られた範囲の責任を果たす事があなたの仕事であり、それ以上の組織は「おまけ」と考える事も出来ます。個人の力が直接及ぶ範囲はどうしたって限界がある、という事です。
皆さんが仕掛けた相手と皆さんが一緒に働く事になれば、仕掛けた側と仕掛けられた側との利害関係を一致させなければなりません。仕事としての本当のパートナーになる為には「利害」も必要なのです。お互いにとってのメリットをオープンにすることで、共通の目的に向かって動くことになれば、本当のビジネスパートナーの誕生です。これにより影響の範囲をより広げる事になるでしょう。
愛用者の方々は、仕掛けられている人ですが、自分にとってのメリットがあるなら、製品を購入し続けるでしょう。ここにも「仕掛ける側」と「仕掛けられた側」の利害関係は一致を見る事になります。魅力のない製品なら、購入を止めてしまうでしょう。仕掛ける側にしてみれば、残念ではありますが、「消費者とは浮気なものだ。」という事も納得しなければなりません。目新しい製品はとりあえず買ってみたくなる、という人は必ずいます。大した説明も聞かずに調子よく飛びつく人なんかに多いようです。
ビジネス会員にも、こうした移り気な人がおられます。自分がビジネスを勧めに行ったのに逆に相手のビジネスをコンコンと聞かされ、「それは良いわ」と納得し、逆に仕掛けられて帰ってきます。そして皆さんに「すごいビジネスを聞いてきたんです!」と言うかもしれません。しかし、皆さんは仕掛ける人間です。他社のビジネスを仕掛けられる気持ちは全くありません。当然、お断りする事になります。その人は、他の人へビジネスを勧めに行きますが、そこでも全く違うビジネスの話を聞き、「なるほど、そっちの方が良いかもしれないな。」と今度はまた、そのビジネスの会員になり、他の人へ勧めて回ってる。
それぞれのビジネスをやっている人は、一つのビジネスを「仕掛けている」のに、この人は「仕掛ける」つもりがいつまでも「仕掛けられてる」人のままです。ネットワーク業界にいる、ビジネスを消費する「移り気な消費者」の状態から抜け出る事が出来ません。
人と人とのコミュニケーションを取らずにインターネットで事を済まそうとする人の中には、仕掛けるつもりが仕掛けられっぱなし、という人が随分おられます。デジタル社会のスピードに溺れ、焦っている人かもしれません。
お金儲けをするのなら、まず腰を据えて「仕掛ける人」にならなければ、一歩も先へ進みませんよね。
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失敗の条件
ネットワークビジネスに取り組む方々はどなたも、それぞれの「成功」の為に活動をしておられるのであり、誰一人失敗しようなんて事を考えながら活動している人はいません。成功とは裏返せば「失敗しない事の継続」です。それでも失敗してしまう。なぜでしょう?ネットワークビジネスがそもそも何をする仕事かという事が分かれば、「失敗」の輪郭が見えてきます。
ネットワークビジネスは「情報」を伝えるビジネスです。皆さんの持つ「最高の情報」を相手の方に信じてもらえなければ一歩も先へ進めません。
失敗したければ、極端に言えば「嘘」をつくことです。明らかにわかる「嘘」をつけば必ずこの仕事は失敗します。「じゃあ、上手に嘘をつけば??」それは皆さんの良識にお任せする事にします。
「嘘をついてしまう人」という人種がいます。本人も嘘をついている気でなく、「事実」にそれほど意味を置いていない為に、つい軽い気持ちで小さな嘘が口から出てしまう人です。皆さんの小学校時代にも周囲にそんな友達がいませんでしたか? 大人にもいますし、ネットワークの世界にももちろんいます。インターネットの掲示板で複数のハンドルを使って自分の発言を正当化しようとする人間もいます。どこにでもいるのです。このタイプの人は他の人よりも大きなリスクを背負っています。持って生まれた性格ですから、その人に罪はないのかもしれませんが、小さなトラブルを起こしてしまう人です。
ネットワークビジネスは「情報」を伝える仕事です。「情報を操作する仕事」ではありません。「事実」に対するこだわりは持って持ちすぎる事はありません。
他に主要な失敗原因を挙げようと思えば挙げる事が出来るのですが、ここでは「失敗原因」を生み出す主原因を見てみましょう。次の3つの要素を持っていればかなり危険な状態だと思って下さい。
(1)オーバーストック
(2)オーバーモチベーション
(3)オーバートーク
この3つの要素はそれぞれが絡み合いながら、人間をドツボにはめていく悪魔の手下です。過剰在庫を抱えてしまう事で、過剰なモチベーションがかかってしまう。「過剰」なモチベーションにはまった人間は自分自身をコントロールするすることが出来なくなってしまいます。ついには人を入れたいが為の「オーバートーク」へとつながってしまう可能性が高いのです。逆にオーバートークがオーバーモチベーションを生みだし、タイトル欲しさの為に過剰在庫を抱えてしまう。というケースも発生してしまいます。
小売りの出来るビジネスを行っている人に必要なのは「適正在庫」であり、決して「過剰在庫」を持たないように、あるいは「持たさないように」しなければなりません。タイトル買いのキャンペーンによる、代理店スタートをやらせる会社の怖い点もここにあります。過剰在庫は過剰在庫だけでは済まない事になってしまうのです。
オーバーモチベーションの状態の人は、常人には理解出来ないところへ行ってしまった人です。モチベーションは必要です。しかし、適切なバランス感覚を失った状態で、人にネットワークビジネスを勧めてまわる図は想像しただけでも怖い状態ですね。何かを盲目的に信じる人は一般の人の目には奇異に写ります。一般の人は一般の人を求めているのです。
「信じること」も必要です。人間は「信仰」を持つ事で安定出来るような不安定な動物です。しかし、盲目的に何かを信じ込み、その価値観でしか物事を見れない人は、一般には受け入れられないものなのです。ネットワークビジネスは「信仰」ではありません。むしろ「哲学」です。信仰は信じる所からスタートするものですが、「哲学」は疑う所から人間を発見するものです。
ネットワークなら、まず疑うことです。「疑う気持ち」を忘れなければ過剰在庫を持つことにはならないはずです。同様に自分が「適切な活動」が出来ているかどうかを疑う気持ちがあれば、オーバートークとも無用でいられます。本当に信じることの出来る「ビジネス」を行う為には「疑い」が大きな要素になるのです。「信用」を得る為には自分がまず「疑う」のです。決して遠回りではありません。
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